鍵屋ブログ
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0120-338-599排煙窓の開閉装置で、GOAL ゴール製MSB3ハンドルボックスの交換工事例です。この製品は「排煙」ボタンを押すとワイヤーが解放され、外倒し窓が開く仕組みになっています。逆に窓を閉める時には、収納されているハンドルを使って巻き取りドラムを動かします。今回、古いBOXのクラッチが破損して、ワイヤーを巻き取ることができない状態でした。つまり、窓を閉められないということです。同製品は手配品のため入荷するまで、応急的にガススプリングアームをロックして窓を固定し、後日の工事となりました。
こうした排煙窓システムで一部だけの部品交換は、古い製品ほど厄介な場合が多いので注意が必要です。とくにワイヤーが、ねじれやキズなどで消耗していると不具合や事故につながります。また、各所プーリーとコーナーのボールベアリング部が極度に汚れていたり、錆びや劣化を起こしていると、たとえ新しいBOXに交換したとしても正常に動作しにくい時があります。弊社では設置してどれくらい年数が経っているか?消耗の度合いはどうか?を確認したうえで、局部だけの交換が妥当か、システム全体を見直さなければならないかを判断させていただいています。