Hedgren ヘデグレン/スーツケース ダイヤル鍵開け / 店舗持ち込み

ベルギーのメーカーで「Hedgren」ヘデグレンのファスナー式スーツケースを解錠させていただきました。

設定したファスナー錠のダイヤル番号が突然開かなくなり、困っているお客様からのご依頼です。

スーツケースのダイヤルの鍵が開かなくなる原因は、いくつか考えられますが今回の場合は「000」から「999」まで回し合わせても開かないケースでした。

その理由はダイヤル錠のスピンドル（内部回転軸と外部回転軸）に不具合があると思われるので、こうした時は一旦ダイヤル錠とは別のTSAロック（鍵穴部分）で強制解錠いたします。

ダイヤル番号を合わせながら強引にレバーを動かしたり、鍵穴を無理に回したり、ファスナーのつまみを引っ張ったりすると錠が破損する恐れがあるので注意が必要です。

先に説明したTSAロックを強制解錠した後は、強制解錠状態でダイヤル錠が開くポイントを探り、レバーが正常に動く位置を確認してから番号の再設定をおこないます。

そうすればファスナー錠を壊さずに開けられて、元通りにスーツケースを使い続けることが可能です。

ご来店くださったお客様、誠にありがとうございました。

なお、これらの解錠作業は一般の方ではできないため、必ず専門の鍵業者に相談されることをおすすめいたします。

Hedgrenヘデグレン・スーツケース

ファスナー錠構成は左からファスナー左右つまみ、TSAロック付きレバー、ダイヤル、リセットボタンとなります。錠前が壊れていない限り、99パーセント解錠可能です。

キャリーケース・スーツケースや特殊鞄などの解錠（鍵開け依頼）は御予約が必要です。

また、恐れ入りますが弊社店舗への持ち込みが条件となりますので予めご了承ください。

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