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旧三協アルミ（現・三協立山アルミ）「サンテノール」玄関ドアについている、 GOALゴール製V18TKGタイプの鍵交換工事例です。
お客様から「家の玄関の鍵が回らなくなって困っている」とご相談がありました。
伺って確認すると、シリンダー内部の汚れと消耗が原因で鍵を入れても全く動かず回らない状態です。
分解して洗浄復活を試みても不具合があって元には戻らなかったため、純正のメンテナンスシリンダーへ交換することになりました。
このTKG仕様のシリンダーは上下セットで主錠部のみ、細長い楕円形の台座と一体になった特徴があります。
他メーカーの製品との互換性がないので、交換をするには同じ新品に取り換えるしか方法がありません。
なお、外側の見た目が一緒のようでもドアの厚み（扉厚）によって「D9シリンダー」と「V18シリンダー」の２タイプがあり、間違えやすいので注意が必要です。
いろいろとお気遣いくださったお客様、誠にありがとうございました。
■交換前————————————–
ドア外側 旧三協アルミ・サンテノール玄関ドア赤丸部分がシリンダーで、上についている主錠部が全く動かない状態です。不具合が起きてから数か月の間、応急的に鍵の潤滑剤を何回も注していたようですが、とうとう開閉できなくなったと説明がありました。
ドア外側上部 GOALゴール製V18※TKGシリンダーは細長い台座と一体になっている製品です。※旧立山アルミ「カピオスⅡ」玄関ドアなども同じ部品を使用しています
ドア側面と内側 TKGケースロックは機械油を注していたせいもあり、汚れ（ブラックカーボン）がひどく、ガードロックの動きを妨げている（サムターンを回す時に硬い感じで開ける際戻しにくい）状態でした
■交換後———————————————-
ドア外側 新品の純正シリンダーに取り換えました。上下ともに開閉の動きが滑らかで、２段階のガードロックサムターンもストレスなく使えます
ドア外側上部 D9に比べて、鍵先が長いV18シリンダーは防犯性能も高くなっています。メーカー納期に数日かかる部品なので、不具合を感じたら早めに交換されることをおすすめいたします。取付後に正しいメンテナンス方法をお伝えすれば作業は終了です
ドア側面と内側 TKGガードロックは洗浄してから可動部に、温度変化に強いリチウムグリスを注します。つまんで回すサムターンは「カチャカチャ」っと柔らかく動き復活しました
旧三協アルミ玄関ドア、旧立山アルミ玄関ドアの錠前故障や鍵の交換でお困りの時は、鍵と防犯の専門店さいたまロックセキュリティ株式会社へお気軽にご相談ください。
